2013年12月14日土曜日

修行論(2)

内田樹先生の「修行論」

今年一番わたしに響いた本。

修行論(1) では、ヨガと合気道の共通項を、それぞれの修行の目的と過程という観点からご紹介しました。


今回は・・・まとめきれず、、、
ぐっときたところを抜粋する形で①から⑳まで小見出し付けてご紹介します。
というか自分の付箋がわり。



①我執
「我執を脱する」という努力が、達成度や成果を自己評価できるものである限り、その努力は「我執を強化する」方向にしか作用しない。


②天下無敵
敵を忘れ、私を忘れ、戦うことの意味を忘れたときにこそ人は最強となる。
最強の身体運用は、「守るべき私」という観念を廃棄したときに初めて獲得される。
(中略)
「敵」をなくすには、「敵」をなくすのではなく、「これは敵だ」と思いなす「私」を消してしまえばいい。


③無知
ある哲学者によれば、無知とは知識の欠如ではない。そうではなくて、知識で頭がぎっしり目詰まりして、新しい知識を受け容れる余地がない状態のことを言うのだそうである。
(中略)
人はものを知らないから無知であるのではない。いくら物知りでも、今自分が用いている情報処理システムを変えたくないと思っている人間は、進んで無知になる。
自分の知的枠組みを要求するような情報の入力を拒否する我執を、無知と呼ぶのである。


④信仰(ヨガ行者成瀬先生およびイエスキリストの空中浮遊についての言及から)
聖典のうち、自分が真実であると判断した箇所だけを信じ、自分が嘘だと思う箇所は読み飛ばす権利が自分にあると思っているものを、「信仰を持つ人」と呼ぶことはむずかしいと私は思う。
(中略)
(信仰を持つというのは)自分がものごとを知覚し、受容し、認識しているときに用いている知的な枠組みの射程は限定的なものであり、「私の知的枠組みを超越するもの」が存在する蓋然性は高いと認めることである。


⑤科学
手持ちの計測機器や既知のスキームでは考量不可能の現象に惹きつけられ、その現象の背後にどのような隠された法則性があるのかを発見しようとする。
科学史が教える限り、科学というのはこのような前のめりの態度を言うのであり、今ある計測方法で考量できないものは「存在しない」と決めつける退嬰的態度のことは、むしろ「科学主義的」と呼ぶべきだろう。


⑥潜在能力の開花
「鍛える」というのはハードディスクの容量を増やすことであり、「潜在的な能力を開花させる」というのはOSをヴァージョンアップすることである。


⑦弱さ
弱さを徹底的に反省することでしか、生きる知恵と力を高めることはできない。


⑧非瞑想的
世界の見方のかたくなさのことを、「非瞑想的」と呼んでいいだろう。
(中略)
そういう「非瞑想的な人」の住む世界はたしかに堅牢である。


⑨瞑想の目的
先人が瞑想という技法を発明したのは、もちろん、「生き延びるチャンスを増大させるため」である。(中略)人類の祖先たちが創意工夫を凝らした心身の技法はすべて、「生きる知恵と力を高める」ためのものである。


⑪武道的瞑想
(瞑想とは)「今・ここ・私」という不動の定点と思われたものから離脱して、「今」ではない時間、「ここ」ではない場所、「私」ではない主体の座に移動することである。
そこから、「今・ここ・私」が遭遇した事態を俯瞰的に観察し、何が起きているのかを理解し、なすべきことがあれば、なすべきことをなす。それが武道的な意味での瞑想である。


⑫瞑想とは
「今・ここ・私」という定点への居着きから自己解放することである


⑬武道を稽古する理由
「自我」という、平時においては有用だが、危機においては有害な「額縁」装置の着脱の訓練をしているのである。危機に臨んだときに、すぐに「自我」を脱ぎ捨てることのできる訓練をしているのである。


⑭生命力
生命活動の中心にあるのは自我ではない。生きる力である。


⑮自我の芽生え(赤ちゃんの鏡像の模倣、同化のプロセスから)
自我は、「私」が外部にある他者を、自分だと「錯認した」ことで成立する。


⑯神秘体験の真相
実際に、世に「神秘的」と呼ばれる経験の多くは、「精度の低い計測機器では感知できなかった量的な変化」である。計測機器の精度が上がれば、誰にでも観察できる。
だから、宗教の儀礼や武道の技法は、たいていの場合、「身体という計測機器の精度を上げる」という、たいへんにプラクティカルな要請に応えて組織化されているのである。


⑰修行とは
「そんなこと」が人間にできるとは思ってもいなかったことを、自分ができるようになるというのが、修行の順道なのである。だから、稽古に先立って「到達目標」として措定されたものは、修行の途中で必ず放棄されることになる。そもそも修業とは、「そんなところに出るとは思ってもいなかった所に出てしまう」ことなのである。


⑱祈り
当然ながら、人間は汚れた場所では祈ることができない。祈りとは幽かなシグナルを聴き取ろうとする構えのことである。祈るためには五感の感度を最大化しなければならない。


⑲成熟
幼児のときには見えなかったものが見え、聞こえなかったものが聞こえ、判別できなかった香りや味がわかり、かつては感知できなかった他者の感情の変化や思考の揺れがわかる。それが成熟するということの実相である。
成熟とは、徹底的に身体的な経験なのである。


⑳身体
正義が過剰に攻撃的なものにならないように、慈愛が過剰に放埓なものにならないように、バランスを取ることができるのは生身の人間だけである。
そういうデリケートなさじ加減の調整は、身体を持った個人にしかできない。法律や規則によって永続的に「正義と慈愛のバランスを取る」ことはできない。


以上。

目から鱗何枚落ちたか。

非常に勉強になりました。

2013年12月2日月曜日

箕面♡紅葉















Minoh city, OSAKA

念願の箕面の紅葉。
とてもとても美しかった。

瀧安寺では、あの、空海さんも修行されていたそうな。

また来年も紅葉観にいこっと♪

スタジオまでのアクセス♡

-スタジオへのアクセス-

♡アクセス♡
方向音痴なわたしのガイド。
はじめてこちらのビルに行ったとき、5分で行けるところを真逆に進んで20分かかってしまった教訓から。



1:大阪市営地下鉄千日前線
【桜川駅】 (なんばから一駅♫)から徒歩約5分。



 野田阪神行き一番後ろ(南巽行き一番前)の車両に乗り、桜川駅下車、階段を上り、5番出口を出て左へ直進、横断歩道の手前、不動産屋の角を左へ曲がって直進。

 道頓堀川を渡ると左手前方に《Friendly》が見えてきます。そのまま直進、《OLIVE SPA》の隣の隣の黒いビル(エイトビル南堀江)の10階です。

スーパー玉出の明るい看板を目印にお越しください。


















2:大阪市営地下鉄四ツ橋線四ツ橋駅、
長堀鶴見緑地線西大橋駅より徒歩15分

 南堀江の"オレンジストリート"を直進し、なにわ筋まで出ます。途中、雑貨屋の"ASOKO"があります。










セブンイレブンまで来たら、一本、南(なにわ筋を見て左)の道へ移動します。














難波神社(旅所)の鳥居が正面に見えてきたら、そこからなにわ筋の横断歩道を渡ってすぐ左手、1階が【絵文字工房】の黒いビル(エイトビル南堀江)の10階です。












(スーパー玉出の黄色い明るい看板のあるマンションの隣の10階建てのビルです。)

10階までは、エレベーターで直接お越しください♫
ヨガレッスンは7時スタートですが、着替えの時間を含め、15〜5分前くらいにスタジオまでお越しください。

どうぞお気をつけてお越しくださいませ^o^


住所
大阪府大阪市西区南堀江2丁目5−1 エイトビル南堀江10階 "美脳スタジオ"内

MAP:http://goo.gl/maps/Gsjvo


2013年11月27日水曜日

伊勢志摩の旅♡



週末、伊勢志摩に行ってきました。

目的は、遷宮後の伊勢神宮早朝参拝。

開門と同時に参拝したい、というわたしの夢が叶いました♡



一日目は、賢島へ。

賢島は、小さい頃毎年家族旅行で夏休みに行っていたところ。訪れるのは約20年ぶり。不思議なもので、賢島駅に着いた瞬間すごく懐かしい気持ちになり、家族と過ごした楽しかった夏の日が思い出されました♡


今回ご一緒してくれたのは、ヨガTT同期のまほちゃん♡

一日目は、そのまほちゃんが見つけてくれた、【合歓の郷(ねむのさと)】の日帰りヨガ&ランチ&温泉プランに参加♪

里山と英虞湾(あごわん)を望むヨガテラスは、最高のロケーションでした。

屋根はあるものの、窓はなく、開放的で、太陽の光も風も鳥の鳴き声も楽しめてしまう、半外ヨガ♡

トリコーナ(三角)

ウシュトラ(らくだ)

とても素敵な先生と、90分くらいヨガをしました♡


とにかく見上げる空が美しくきもちよくて♪自分のスタジオ作るならこちらのヨガテラスくらい自然と融合できるクオリティにしたいなと思いました♡


ヨガのあとは、自家農園のお野菜をたっぷり使ったヘルシーなランチタイム♡

バーニャカウダのお野菜が、生きてました♡なんぼでも食べられる。
パスタもデザートのアップルパイもほんと美味しくてしあわせでしたー♪


食後は温泉へ。波が穏やかな英虞湾を眺めながら♪なんとも贅沢な時間でした。



帰る頃はすっかり夕暮れ。


サンセットヨガもしたかったなあ。


Such a beautiful place.


合歓の郷を後にして、宿のある伊勢市駅へ。

宿泊施設はどこも満室で、唯一空室を見つけられたゲストハウス【風見荘】さんへチェックイン。


晩ご飯どうしようか?と、フロントで風見荘さんお手製の地図を見ていると、親切なスタッフのお兄さんがおすすめを教えてくれて♪

すると、その場に居合わせた、伊勢の絵描きのテツさんも一緒になってお店を教えてくださって。
色々厳しくも優しい勉強になるお話もたくさんしてくださって。

印象に残ったのは、
"捨てる神あれば拾う神あり"というが、捨てるのも拾うのも人間やで。
という言葉と、
愛よりも情のほうが深い』という言葉。


わたしの大好きな数学者 岡潔先生も、『人と人との間にはよく情が通じ、人と自然の間にもよく情が通じます。これが日本人です。』とおっしゃられていて。

育むべきは情であり、整えるべきは情緒の中心である、と、改めて思うことができました。


テツさんに、地元のおすすめの定食屋さんに連れて行ってもらい、その足で、夜の夫婦岩を拝める二見浦の、二見輿玉神社に連れていってもらいました。

まずこの二見浦で汐浴びをして穢れを落とし、身を清めてから伊勢神宮を参拝するのが、昔からの習慣だそうで。
翌朝伊勢神宮参拝を控えていたので、ラッキーでした♪


ちょうど、海から出てきた大きな下弦に向かうお月様も、岩の上に見ることができて♪神秘的な光景でした。


写真を撮るために、一人で走って神社の端まで行きましたが、急に、怖くなって、テツさんとまほちゃんの元に全力疾走で戻りました。笑
ここは一人で行くところではないと直観。いつか伴侶を得た時には二人でここから日の出を拝もうと心に誓いました✳︎



翌朝、4時半に起きて、月に照らされながら、5時開門に合わせて伊勢神宮外宮を参拝。

暗くてよく見えなかったけど笑、ひのきのいい香りがしました♡

別宮 風宮。日本を守ってくれてる神様たち。



続いて、外宮から伊勢市駅に向かい、五十鈴川駅まで近鉄電車で移動。
そこから歩いて内宮を目指しました。

途中、
内宮別宮の、月讀宮(つきよみのみや)を参拝。

四つ並ぶ宮を順番に参拝しました♡




それからいよいよ内宮へ。

夜明け直前の五十鈴川を見ながら♪

宇治橋の前で、ご来光を待ちます。


きたぞきたぞ〜


どどーん♡


まさに太陽礼拝。


紅葉がきれいでした。






この木だいすき♡


荒御魂様のところで、初めて自分自身のことを祈りました。
昔ある本を読んだ時に、『参拝するときは、自分の願い事を言うんじゃなく、日頃の感謝を伝えましょう』と書いてあって、ずっとそれを信じてましたが、伊勢の地元の方に、個人的なお祈りしてもいい神様もいるんだよって教えてもらったので♪
(内宮本殿では日頃の恵みに感謝を伝えます。)




月と日の丸。


参拝を終え、赤福本店で朝ごはん♪

ほっこり。


晴れ女sの旅を実感。



いま、おかげ横丁ではお花や盆栽をたくさん見ることができます♪



猿回しを見たり♪
食べ歩いたり♪


楽しいおかげ横丁を後に、つづいて近くの猿田彦神社へ。



『道開きの神様』。
自分に正直な道を、まっすぐ、歩いていけますように。


で、いざ、鳥羽へ。


鳥羽水族館♡♡


カメラ目線。笑


シャバーサナ。笑



カラフルな世界♪
極彩色すき♡


泳ぎたくなる♡


らぶらぶなスナメリさんに癒される♡


伊勢志摩。
最高の旅でしたーーー♡♡


相方まほちゃんになによりも感謝。
まほちゃんのおかげで、二日間とっても心穏やかに、感性全開で、過ごすことができました✳︎ありがとう♡

そして、伊勢で出会ったすべての人に感謝。
伊勢の空、海、大地、山、川、風、木々に感謝。



自然豊かなこの日本の国に生まれたことを誇りに思います。



伊勢神宮には、2009年のお正月に初めて参拝、その年の大晦日に再び参拝。2010年1月大学のゼミの卒業旅行で参拝、さらに6月には新卒で入社した会社の社員旅行で参拝。

あまりにも短期間で何度も行ったもんだから、伊勢神宮が大好きになり、その年のクリスマスにまたまた参拝。。
ってな具合に、そこから毎年、なんやかんやと3回は参拝するようになりました。

今年も、初詣、4月の御垣内参拝、そして今回と、三回参拝しました。

が、熱心な神道の信者というわけではなく、(わたし自身は無宗教)単に、伊勢の自然に触れたくて、伊勢神宮の神聖な空気を吸いたくて、おかげ横丁で美味しいもの食べ歩きたくて、行ってます♡

特定の神様は信じてないけど、わたしを今ここに生かしてくれている何か。。それは宇宙であり、太陽であり、地球であり、八百万の神であり、ご先祖様であり、自分の生命そのものでもありますが、それら人智を超えたものに対する信仰心はかなり厚いと自覚しています。

ヨガをすることでその信仰心はますます厚くなりました。

人智を超えたものに対する信仰は、自分に謙虚な姿勢をもたらしてくれます。

神社仏閣は、そんな信仰心を刺激し高めてくれる場所。



旅は道連れ世は情け。

これからも、人や土地とのつながりを大切にしながら、人生の旅を楽しく続けようと思います♪



ヨガもね♡